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博物館や理科室にある標本をイメージして製作したその名も「博物レジンランプ」です。シリンダー型のレジンブロックの中に様々な「博物」を封入し、下からLED台座で照らすことでおしゃれな間接照明として利用できます。新しく開発した製法により、気泡の有無が選択できるようになりました。それぞれ以下のような特徴があります。気泡ありモデル：レジン部全体に細かな気泡がサイダーのように分散し、キラキラと輝いて見えるため綺麗！気泡なしモデル：封入物がはっきりと観察できるため、まさに標本のような仕上がりに！以下、各封入物の解説になります。① うずらのたまごレジンブロックの凸レンズ効果により、ぽってりとした形状に見えるのが可愛いうずらのたまごです。中身は僕がオムレツにして食べており、殻だけにして封入しています。うずらのたまごが宙にぷっかりと浮かぶ不思議で可愛いレジンランプです。② 黄鉄鉱(パイライト)鉄と硫黄の化合物である鉱石の黄鉄鉱です。特有の金属光沢で台座からの光をキラキラと反射し、綺麗に輝いて見えます。大きめの黄鉄鉱を贅沢にあしらっているので、ごつごつとした存在感が際立っています。博物館にある隕石標本や月の石のようです。③ ビスマス結晶(塩酸処理Ver.)古代の遺物のような幾何学的な形が特徴のビスマス結晶です。通常、ビスマス結晶の表面は酸化被膜の構造色により虹色をしていますが、レジンに封入すると茶色く色褪せてしまうため、あえて塩酸を用いて酸化被膜を溶かすことで、ビスマス本来の銀色を露出させました。ビスマス特有の優しい金属光沢が輝きます。④ アンモナイト化石(スライス)貴重なアンモナイト化石のスライスで、まさに博物館にある標本のようです。縦にスライスされているので、表面と中の構造を同時に観察することが出来ます。細部までしっかりと観察できるのは、レジンの透明度と気泡をなくす技術の賜物です。⑤ 孔雀の羽雄の孔雀の飾り羽を一枚封入しました。通常、鳥の羽のようなふわふわとした軽い封入物をレジンに入れるとすぐに浮いてきてしまうため封入するのが難しいですが、これまでに培った技術により、工夫して封入しています。構造色が発色した状態で封入されており、角度によって輝いて見えます。⑥ キジの羽鳥の羽Ver.2でキジの羽毛です。いかにも鳥の羽！な見た目が可愛く、レジンに浸かったことで透明感のある仕上がりとなっています。気泡ありモデルの方はサイダーのようなシュワシュワ感です。⑦ アメジストアメジストの原石です。気泡のないモデルはまさに標本のようで細部まで観察でき、気泡ありモデルはゼリーのような見た目で美味しそうにも見えます。紫水晶の部分がレジンによって透け感が増しているのが綺麗です。⑧ おさかな「生体メモリ」に使用しているのと同じお魚（煮干し）です。僕のレジン製作はこの「煮干しの標本」から始まっているので、個人的に特別な思い入れがあります。気泡ありモデルの方は水中での一瞬を切り取ってきたかのようにも見え、ドラマ性が感じられます。⑨ セミの抜け殻(葉っぱつき)これまでに「人工琥珀」など、セミの抜け殻入りのレジン作品を作ってきましたが、その発想からセミの抜け殻レジンランプを製作しました。羽化した時の状態がそのまま保存されています。⑩ 人工蓄光結晶(青)台座のLEDで照らされている間にフル蓄光し、明かりを消してからは蓄光で光り続ける、まさに2度楽しめる作品です。僕のショップで販売している「蓄光石（蒼）」や蓄光透明USBメモリ「MidnightOcean」と同じ蓄光物質を採用しています。⑪ 人工蓄光結晶(緑)「人工蓄光結晶」の発光色が緑色のモデルです。こちらも台座のLEDで照らされている間にフル蓄光し、明かりを消してからは蓄光で光り続けます。僕のショップで販売している「蓄光石（翠）」や「蓄光石(Elec.)」と同じ蓄光物質を採用しており、明かりを消すと辺りを照らすほど輝きます。⑫ 純ケイ素(多結晶)現代のコンピューター文明を支える最も重要な半導体、純ケイ素の多結晶のかけらです。金属のようにも見えるし非金属にも見える、独特の鈍色の光沢を保ったままレジンに封入することに成功しました。重要な物質が封入されたシリンダー、まさに映画に出てくるキーアイテムのようです。LED台座はオプションより追加する形となっており、レジンブロック部のみ交換することで違ったレジンランプを楽しむこともできます。LED台座の詳細・スペック(単品販売)また封入物のオーダーメイドの相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。