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革包丁を研ぐときのサポーターをお作りします。革包丁というとプロ御用達あるいは極めてマニアックな道具ですので、これを用いて物作りされる方であれば写真を見て一目瞭然かと思います。目的は刃角をビシッと一定にして研ぐ、ただそれだけのことですが丸刃にならずキレイな刃が得られます。さらに、デジタルアングルメーターを使用すると誰にでも拘りの刃角設定（切れ刃8°＋小刃20°など）が可能です。器具の構成要素はホムセン等で手に入るもので、特注品を使用しているわけではありません。しかしながらヒントとしては、革包丁の固定金具と片持ちキャスター（ベアリングとして市販されてます）、ミニ金具を使用、といったところでしょうか。また市販の刃物研ぎのサポーターもまたぞろ色々考案され販売されうつありますが、砥石の研ぎ面を滑走するタイプがほとんどで砥石の研面を広く使うことができず、刃角の設定も極めてアバウト。かといってサポーター無しでは刃角の固定が難しく、結果として丸刃になって革を漉きにくくなってしまいます。ところがこのサポーターを用いると刃角も一定に調節でき、漉き作業が楽しくなるほど改善します。なお、写真の革包丁研ぎサポーターは今自分が使用中の個体で、現在完成品の在庫はありません。受注してから部品調達に走ります。なので完成まで期間を要することと、部品の入手が不可能になることも考えられなくはない（実は当てにしていたホムセンが建て替えのため長らく休店していた）ので、あらかじめご了承願います。また万一キャンセルになった場合は返金のための手数料が発生してしまわないように、お支払いはクレジットカード決済をご利用下さい。＜その他＞・ミニ金具を固定するための鬼目ナットは2箇所になります。・砥石は表面と裏面の平行性のとれた物（シャプトン刃の黒幕等）をご使用下さい。　作業にあたっては平らな作業台が必要不可欠です。　また設定がシビアなので砥石の平面などが刃の仕上がりを左右しますので、　ダイヤモンド砥石などを用いて砥面のコンディションを整えてから臨んで下さい。・この器具を使用して得た結果は使用者の責任による物であり、　器具を作成した私は一切責任を負うことができませんのでご了承願います。・改良や簡略化のため、細かい仕様が写真と違うことがあります。・最後の写真がこの装置を使用して#1000の砥石で刃角8°で研いだ結果のものです。　今回はここに#5000の砥石で20°の小刃をつけ、さらに革砥で仕上げました。